2008 10/11開催 B- ROCL(BASIC ROCK)

  TOP | 1 | 2 | RESULT |
PAGE 1


  今年、最初で最後のベーシックロック(Bロック)が10月11日に開催された。いつもなら年2戦あるのだが、1戦目に予定されていた大会がキャンセルとなってしまい、悔しい思いをした人が奈良トラに集結してきたこの戦い。秋の運動会シーズンと重なってしまい、涙を飲んだ選手の分まで熱い戦いが繰り広げられた。
とはいえエントリーは全10台。そのうちの9台はショートクラス、ロングはわずか1台と若干さみしい空気に包まれた会場だったが、レースが始まればそんなものはどこかに吹き飛んでしまった。折からの豪雨により大会スタートが延期されたが、小雨になると同時に1セクからゼッケン順にコースイン!「雨でグリップが・・・」などと言い訳が通用しないのはその1台目、ゼッケン1の角地・細川組が見事なライン取りと落ち着いた誘導&ドライビングで危なげなくクリアしたことで証明して見せた。その後続々と選手が1セク・2セクとトライしていく。中でも否が応でも注目を集めたのはゼッケン4の太田・喜多組とゼッケン9の鈴木・三浦組の女性ドライバー。太田・喜多組はロッククローリングエクストリームにも参戦している“実力派”。一方の鈴木・三浦組は三浦選手はロックではお馴染みの選手だが、鈴木選手は普段はワゴンRに乗り、全オフロード走行時間はなんと30分という「超」が付くほどの“初心者”。しかし、この鈴木・三浦組がなんと表彰台のテッペンに立とうとは誰が想像したであろう。その勝利の秘訣はベテランドライバー三浦選手の誘導を落ち着いて、しかもひたすら真面目に聞いていたことではなかろうか。今後の躍進が期待される逸材だ。さらにゼッケン8の田中選手は普段はブロンコに乗っているというが、オフロード走行は「これが初めて!」というが、総合5位に食い込むという離れ業を披露してくれた。いやはや、いずれも今後の成長次第では大化けする可能性があるぞ。
いつもの面子が揃いつつも、結果として新しい顔ぶれに刺激されたBロック。今回来なかった人は地団駄を踏んでいるかも知れない。来年もBロックは開催予定。中〜上級者の方はもちろん、ぜひとも初心者の方も、肩の力を抜いて参加して欲しい。
 総出場台数25台という数は決して多いものではないが、いずれのエントラントも踏ん張りながら各々が現時点で持つ最大の、いやもしかするとそれ以上の力を出し切り岩と戯れていた。昼過ぎには一層強くなる雨の中、いずれのエントラントもレインウェアを着ての奮闘ぶり。そしてその走りに熱い拍手を送るギャラリーたち。見ているだけで思わず胸が熱くなってしまった。ただ自分のために、そして勝利のために熱くなるロック魂。ベーシックロックはより熱くなっていくだろう。
(写真・レポート/Tomo’S PHOTO)

  TOP | 1 | 2 | RESULT |
PAGE 1